2017年度「日本地質学会功労賞」を受賞(地質情報基盤センター)
このたび、地質情報基盤センター地質標本館室地質試料調製グループの大和田朗キャリア主幹が「日本地質学会功労賞」を受賞することが決定しました。
大和田氏は、ナノチューブ状構造を持ち吸水性が高く薄片化が難しかったイモゴライトについて、乾式法により世界で初めて薄片作製に成功するなど、新しい薄片作製方法を開発してきました。また、全国の薄片作製技術者を長らく指導してきた人材育成の実績を含めて、地質学の研究・教育の発展に大きく貢献したことが評価されました。
なお、表彰式は、愛媛大学城北キャンパス(愛媛県松山市)で開催される日本地質学会第124年学術大会(2017年9月16日~18日)において行われます。
関連記事:GSJ 地質ニュース Vol.6 No.10(p. 350)
「地質情報基盤センターの大和田朗氏が日本地質学会功労賞を受賞」
https://www.gsj.jp/data/gcn/gsj_cn_vol6.no10_p349-350.pdf