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「化石を語るコンコとデスモ」の巻

「化石を語るコンコとデスモ」

 コンコことコンコラプトルはモンゴルの後期白亜紀の地層から見つかった小型恐竜、そしてデスモことデスモスチルスの仲間は後期古第三紀から前期新第三紀にかけての時代の北太平洋沿岸に生息していた哺乳動物です。生きた時代も場所も違いますから、もちろん現実にお互いが出くわしたということはありえません。でもここはまんがの中です。コンコとデスモのふたりが何やら真剣な面持ちで話し合っているのです。
 「生き物は死ぬとみんな化石になるのかな?」というコンコの質問に、どうやら化石について詳しそうなデスモが化石になるための条件などをいろいろ説明してくれます。分からないことがまだまだいっぱいあるけど、化石になってそして長い時間が経った後に掘り出されて再び地上に現れてくるなんて、そう「そりゃ奇跡みたいだ」とコンコはとても感心した様子です。
 ・・・地質標本館に展示してあるコンコラプトルとデスモスチルスの化石標本(レプリカ)を見ていた( あん ) ( ) ちゃんや 騎士 ( ないと ) くんにはコンコとデスモの会話が聞こえてきました。そして館長さんの生き物の進化の話に思わず反応した杏桃ちゃんと騎士くんが想像したそれぞれの未来の姿はどんなものでしょうか。

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